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VERO | 放射線治療のすべて

ここでは放射線治療で使用される機器VERO(VERO4DRT)の特徴や治療適用範囲、費用などについて紹介しています。

  領域照射 長体軸照射 定位照射 複数定位 IMRT
トモセラピー
サイバーナイフ × ×
VERO - -
ガンマナイフ - - -
陽子線治療 ×
重粒子線治療 × ×

動体追尾可能な国産唯一の高精度放射線治療装置

VERO(VERO4DRT)は動体追尾が可能であることが特徴の国産唯一の小型リニアック搭載・高精度放射線治療装置です。

2008年に薬事承認を取得。三菱重工業が開発し製造・販売していましたが、2017年1月現在は日立製作所が販売しています。

定位放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)を得意とし、IGRTと呼ばれる画像誘導放射線治療と組み合わせて位置補正を行うため患者を動かすことなく多方向からの照射が可能となっています。

動体追尾とは呼吸により動く臓器に合わせて照射ヘッドが動く機能で、その特性を生かして肺がん治療などに多く用いられます。患者に負担をかけることなく切る手術に匹敵するくらいの治療成績を上げることができます。

非常に優れた放射線治療装置ですが、トモセラピーのように連続回転照射は行うことができず、エックス線エネルギーは6メガボルトの1種類のみとなっています。

2012年の時点での納入実績は国内7台、海外7台でまだ限られた病院にしか設置されていないため、さらなる普及が待たれる状況となっています。

治療適用範囲

頭部・頸部、脊椎、肺、肝臓、前立腺等

保険適用は定位放射線治療であれば原発病巣の直径が5cm以内で転移病巣のない原発性肺がんまたは原発性肝がん等、強度変調放射線治療(IMRT)の場合は特定の部位にとどまっている固形がんが対象となります。

費用

VEROを使用したがんの治療費は約60万円となっています。したがって3割負担の保険適用であれば約18万円となります。

治療方法

定位放射線治療、強度変調放射線治療(IMRT)、画像誘導放射線治療(IGRT)

VERO(VERO4DRT)による放射線治療が受けられる病院

東京から通院できる放射線治療の得意な医療機関リスト