各ステージに応じた最適ながんの放射線治療を徹底研究!

トモセラピー治療の効果

トモセラピーによるがん治療の効果

トモセラピーとは、アメリカのトモセラピー社が作った放射線治療装置のことです。2003年に開発されてから、徐々に普及されていますが、日本国内で導入されている病院はごくわずか。このトモセラピーはCTスキャンを参考に作られました。そのため、CTスキャンを撮影しつつ、がんの治療を行うことができます。

トモセラピーは360℃あらゆる角度から患部にピンポイントで照射を行うことができます。そのため、他の放射線治療に比べると正確な位置に治療ができ、他の正常な細胞にダメージを与えにくいのです。

全身に広がった複数のがんに対応できる

トモセラピーは360℃、どの角度からも治療ができるという特徴があるため、同時に51箇所もの部位に照射をすることが可能となっています。全身に広がった複数のがんにも対応が可能。通常は長い治療期間を必要としますが、1回で全ての病巣に照射できるので、短い時間で治療ができるのが大きな特徴です。

トモセラピーはこれまで前立腺がんや脳腫瘍に効果が発揮できるといわれてきました。それは普通の放射線治療では副作用が出やすい部位だからです。ところが、トモセラピーはダメージを受けやすい部位を避けながら、患部にダメージを与えられるため、副作用は出にくいとされまています。最近では全身の悪性腫瘍などに効果があると認められました。通常の放射線治療よりも高い効果が期待できるでしょう。

トモセラピーが適応できるがんの種類

先程も述べたように、トモセラピーは前立腺がんや脳腫瘍などに効果的だといわれてきました。他にも、食道がんや直腸がん、乳がんなどにも効果的だといわれています。基本的に放射線治療や他の治療法では患者の体に負担を与えやすいとされているがんに対して効果があるようです。例えば、乳がんなら乳房を切除せずに治療を行うことが可能ですし、転移性骨腫瘍なら完治を目指すことができるケースもあるようです。

もちろんトモセラピーだけで完治させることが難しい種類もありますので、医師に相談しつつ治療法を決めるのがベストでしょう。

トモセラピーは保険が効く部位とそうでない部位があります。現在は特定の部位にとどまっているがんに対してのみ適用されますので、リンパ節転移などは保険外となってしまい、思っていたよりも高額な治療費を支払うことになるかもしれません。それと、そもそもトモセラピーを扱っている病院が少ないため、常に予約待ちとなっているようです。

トモセラピーを1台導入するのに5億円ほどかかるからです。病院によっては予約してから来院するまでに半年ほど待たなければいけないこともあるようですが、それだけ注目されている治療法のひとつなのでしょう。

トモセラピーの効果にかんする質問集

Q.トモセラピーで治療をするメリットとは

通常の放射線は撮影してから照射するので、患部からずれてしまう可能性もあります。その点、トモセラピーはCTスキャンをしつつ照射をするので正確に照射できます。ピンポイントで患部に照射できるため、周りの正常な細胞にダメージを与えにくくなるというメリットもあります。

Q.トモセラピーはどんな人でも治療ができるのか

手術や抗がん剤治療などと同じで、体力がある人が治療を受けるのが望ましいといわれています。自分はトモセラピーがいいと思っていても、がんの大きさや部位などから別の治療法を進められることもあります。患者によって最適な治療法は異なりますので、納得がいくまで担当医と話し合うことをおすすめします。

Q.トモセラピーの副作用とは

従来の放射線治療とは違い、副作用は起こりづらいといわれてます。しかし、照射部位によっては頭痛や下痢などが起こる可能性もあります。トモセラピーを行う際は、必ず週1回副作用を確認しながら治療を進めていきますので、安心して治療を受けることができます。

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