- 免疫療法
- ステージ4
- 化学療法と併用
- 放射線治療と併用
- 寛解を目的
再発がんや進行がんを対象に免疫療法をメインに救命
手術適応のない再発がんやステージ4の進行がんを対象に樹状細胞を用いたHITV療法で救命を目指した治療を行っている医療施設です。免疫機構の仕組みを使った治療だけでなく放射線治療をうまく組み合わせることで、病巣の局所制御を可能にし、さらに全身制御の方法として化学療法が併用され完全治癒へと誘導します。
各ステージに応じた最適ながんの放射線治療を徹底研究!
ここでは感覚器・内分泌・運動器系の中から舌癌の症状やステージ1~ステージ4までの放射線治療がどのように行われるのかを解説しています。
舌癌とは舌の前3分の2と舌の縁や舌下面に発生するがんのことを言い、口腔内に発生するがんの中で50%くらいの割合を占めています。
飲酒や喫煙、入れ歯などの舌への刺激ががんを誘発すると言われています。
症状としては舌にできる硬いしこりや出血、口臭が強くなるなどがあります。進行すると舌が動かしにくくなり言語障害になる可能性もあります。治療にはよく放射線治療が行われますが、ここではステージごとにその内容をご紹介します。
ステージ4はA、B、Cの3つに分かれます。
Aはがんが口の周りの筋肉や上顎洞まで広がっている場合または6センチ以下の頸部リンパ節への転移が認められる場合です。
Bはがんが頭部や咽頭、頸動脈まで広がっている場合または6センチを超えるの頸部リンパ節への転移が認められる場合です。
Cはがんの大きさとは関係なく遠隔転移が認められる状態です。
治療内容は切除が可能な状態かどうかで変わってきます。
切除ができる場合はステージ3と同様に手術をメインに場合によっては化学療法と放射線治療が併用されます。
切除ができない場合は放射線治療と緩和療法が行われ、必要があれば抗がん剤も使用されます。
再発がんや進行がんを対象に免疫療法をメインに救命
手術適応のない再発がんやステージ4の進行がんを対象に樹状細胞を用いたHITV療法で救命を目指した治療を行っている医療施設です。免疫機構の仕組みを使った治療だけでなく放射線治療をうまく組み合わせることで、病巣の局所制御を可能にし、さらに全身制御の方法として化学療法が併用され完全治癒へと誘導します。
がんの大きさが4センチを超えると頸部リンパ節転移の有無とは関係なくステージ3として治療が行われます。
また4センチ以下でも頸部リンパ節転移が認められるとこのステージです。
治療は外科的手術によるがんの切除とリンパ節郭清が基本となります。
病状によっては抗がん剤を使った化学療法や放射線治療(外部照射)が併用されるケースもあります。また手術をした場合は欠損部の再建術も行います。
各科連携と最新機器導入で高度な医療サービスを提供
がん・感染症の治療を行う専門医療機関として高度な医療サービスを提供。最新型のリニアックを複数台導入して精度の高い放射線治療を行います。一方で総合病院という側面もあり各診療科が横断的・有機的に連携して、患者にとって最善の治療方法を提案します。
ステージ1はがんの大きさが2センチ以下、ステージ2は2~4cm以下で両方とも頸部リンパ節への転移が認められない状態です。
治療は外科的手術または放射線治療のいずれか、または両方で、病巣近くにあるリンパ節を切除する(リンパ節郭清)こともあります。
他のがんと違って早期から放射線治療が行われるのが特長です。
先端的な医療サービスを提供する日本のがん研究・治療の拠点
日本のがん研究・治療の拠点として先端的な医療サービスを提供し、過去3年間の診療数は5万件を超える実績があります。最先端の放射線治療機器が導入され、放射線治療と外科手術や薬物療法との併用により治療効果を高め副作用を軽減する工夫を行っています。