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入院は必要?放射線治療の流れと治療期間の目安

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ここでは放射線治療の一般的な流れや治療期間について説明。また治療効果がある症例や入院・通院の必要性、照射回数の目安についても紹介しています。

放射線治療の流れ

放射線治療を行うためにはしっかりした検査と治療計画が必要になります。どのような流れで進められるのかをまとめました。

1.診察

放射線治療の担当医の診察を受けます。がんの状態やこれまで受けた検査や治療内容をもとに、どの部位にどのような装置を使って治療を行うかなど説明を受け、治療方針を決めます。

2.治療計画の立案

CT撮影を行い、がんやその周囲の組織の位置を正確に把握した上でどの方向から何回照射するかなど検討して治療計画を立てます。治療中に身体の動きを抑えるための固定具を作製したりマーキング作業も行います。

3.放射線治療開始

皮膚のマーキングをもとにして照射を行います。外部照射の場合、実際に照射される時間は数分で、1回の治療に要する全体の時間は20~30分程度です。治療期間は週5日の治療を何週間か行うことが一般的です。

4.経過観察

治療終了後も治療の効果や副作用などを確認するために定期的に診察を受けます。必要に応じてCT検査なども行い、状況を把握しながら適切な処置を行います。

放射線治療の治療期間と照射回数

全体の治療期間は治療計画によって異なりますが、4~7週間くらいかけて行うのが一般的となっています。週5日(平日)照射を行うとすれば照射回数は20~35回程度ということになります。

長期間かけて照射を行うのは、放射線による正常臓器の回復ができる期間を確保できるというメリットがあるからです。

強度変調放射線治療(IMRT)では30回程度照射を行いますが、脳や肺、肝臓などの定位放射線治療の場合は数回の照射で1~2週間以内に治療が完了する場合もあります。

なお最新鋭の機器トモセラピーは前立腺がん、骨腫瘍、頭蓋内腫瘍など全身の様々な疾患に対して治療が可能で、サイバーナイフは体幹部の腫瘍など呼吸などの動きに影響される腫瘍に対して効果があります。

どちらも1回の治療時間は20~30分程度なので、治療のために入院が必要ということはありません。医療技術の発達によりがんの入院患者数は減り続けており、手術をしない放射線治療は今では通院治療が普通になっています。

但し、がんの状態や患者の体力などによっても治療方法や期間、入院・通院の判断も変わりますのでしっかりと医師と相談して治療計画を立てるようにしてください。

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