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呼吸器・泌尿器・生殖器系の放射線治療体験談

呼吸器・泌尿器・生殖器系がんとは

呼吸器系がんといえば代表的なのが肺がんで早期はほぼ無症状となります。症状が進行すると咳や痰、発熱、呼吸困難などの症状が見られるようになり、喫煙との関係が非常に大きいです。特に60歳以上の患者が多く50歳代以降から徐々に増加します。

泌尿器がんは血尿が出て慌てて病院を受診したところ泌尿器がんと診断されるケースが多く、10代や20代の若年層に発症する恐れがあるのも特徴です。血尿は目に見えてわかりやすいのですが、不安を感じてなかなか病院を受診しない方も多く、早期発見が遅れることもあります。

生殖器系がんは代表的なのが子宮がん・卵巣がんです。妊娠や出産においてとても重要な器官に発生するがんということもあり、できるだけ早期発見が望まれます。

生理周期が乱れたり、腹痛などの症状がある場合、子宮頸がんは20代や30といった若い年代でも起こります。

また、子宮体がんは閉経後の年代に絡まりやすくなるのが特徴です。男性だと前立腺がんが挙げられますが早期ではほとんど自覚症状がなく、発見が遅れがちなので注意しなければなりません。特に50歳以上の男性に多く、65歳以上になると更に発症率が上がります。

下記では、肺がん治療で放射線治療を試みた患者さんやご家族の体験談を紹介しています。

社会復帰を目標にして、治療に励んでいます

(58歳・女性)

健康診断で血液検査をしてもなんともなかったのですが、レントゲンで胸部撮影をしたところ白い影が出てしまいました。その後精密検査を10日間ほどしてⅢ期の肺がんと診断されたのが、私の闘病の始まりでした。

手術でがんを除去後も、抗がん剤治療を続けましたが再発してしまいました。良くなりたい、がんなんかに負けられないとの思いが強く、周りからの勧めもあって放射線治療を開始。

放射線は喉より少し下の部分に当てているので、継続すると飲みづらくなります。これを緩和するために、緑っぽい飲み薬を食事前に飲むのですが……とてもまずいです(笑)他人が飲んでいるのを見ている時、美味しそうだと思ったのが不思議ですね。

私は病院の主治医の先生や看護師さんが、いつも声をかけてくれたため元気をもらい、とても感謝をしています。目標は一日も早く社会復帰することなので、がんばって治療を続けています。

放射線治療で末期の肺がんから生還しました

(68歳・男性)

会社を経営しているのですが、ストレスが相当あり、それを紛らわすかのようにタバコを10分おきくらいに吸うヘビースモーカーでした。この歳まで病気らしい病気をしたことがなかったので、検査結果を聞いて、驚愕しました…右側の肺にワンコイン程の影が映っていたのです。まさか、自分が肺がんになるとは思ってもみませんでした。

会社は息子に任せることにして、完治へ向けて本格的に治療することに。がんの情報をあらゆるところから取り寄せた結果、放射線治療を選択しました。

今、身体の状態は、すこぶる良いです。500円玉の大きさだったがん細胞が、大豆くらいに小さくなっているので驚いています。

今では生活習慣を改善して、精神・肉体の両面から見つめ直しています。この命、残りの人生で世の中に役立てられるようもっと生きて功徳を積む人生を送りたいと願っています。

タバコも吸わない父がまさか肺がんになるなんて…

(44歳・女性のご家族)

突然父が入院すると言い出しました。「咳がひどく、もしや結核では?」と思っていた矢先でした。どこの病院かと尋ねると、地域のがんセンターだというから驚きました。

父は家族に何も言わず、一人で診察を受け、告知を受けていたのですね。タバコも吸わない父ががんになるなんて。もっと早く病院へ連れて行けばよかったと後悔しています。

入院してしばらくして、隣りの病室のご家族と知り合いになりました。お互い夜間に付き添っていて、休憩しに待合室のソファーに座りに来たとき、話をする機会がありました。

その方のご家族もがんで苦しんでいました。似たような境遇を持つ方と話をするうちに「辛いのは私たちだけではない」と思うようになったのです。

悪性ですが根治も期待できる放射線治療に賭けてよかった

(59歳・男性)

2004年頃、頻尿が気になり病院で診察を受けたところ前立腺がんと診断されました。別の病院にセカンドオピニオンを聞きにいったところ、5年生存率は2割と聞きショックを受けてしまいました。

それから自分でインターネットなどを使い、いろいろと調べたところ強度変調放射線治療(IMRT)をやっている病院をみつけ、治療を受けています。ホルモン療法は放射線照射前のみ。術後3年余りを経過しましたがPSA値は安定しています。

IMRTの治療後はやはり精液の量は減りましたが、機能としては影響がありませんね。副作用らしきものもありません。前立腺がんの方にアドバイスするとしたら、小さい数字の動きに一喜一憂しないこと。私の場合、放射線治療(IMRT)後のPSAの変化は、0.6~0.7で上下0.2の幅がありましたが、全体としてならしてみればほぼ平衡ですからね。

自分は前立腺がんになって初めて自分の命を考えるきっかけを得ることができました。がんは人生経験としてマイナスばかりではありませんよ。

放射線治療の説明を受け、すぐに治療へ

(60歳・男性)

2007年の秋頃に健康診断を受けたとき、PSA値が9.1と出てしまったのです。地元の開業医の診断だけでは不安になって、泌尿器科の専門病院に行って生検を受けたところ、前立腺がんと診断されました。

医者には放射線治療において様々なリスクや副作用があることを教えられましたが、もし浸潤した所からがんが転移してしまってはいかんと思い、できるだけ早く治療したい思いでした。

手術件数の多い病院を転院して、2008年の1月に、前立腺全摘術とライナックを用いた放射線治療を受けました。

自分が前立腺がんになって、同じ病気を抱えている人たちの話は非常に参考になりましたよ。私の場合は手術、ホルモン療法、放射線それぞれでPSAの変位が違うという情報が得られたことが、安心感につながりましたね。

放射線の場合は、だいたいみなさん3ヶ月くらい、早い人だと2ヶ月くらいから下がりはじめ、なかには1年後から下がる人もいるとか。結構タイムラグがあるんですよ。私はだいたい2ヶ月ぐらい遅れて下がってきました。

全く苦痛もなく、動けない時間もわずかでした

(診断時73歳・男性)

2005年夏、健康診断でPSA検査の値がやや高かったので、精密検査を受けました。深くまで浸潤していないものの、診断時にはPSA値が20ng/mLを超えており、悪性度が高いものだと判断されました。

医師から「施術をしたほうが良い」と言われましたが、カラダへの侵襲と病院の対応への不安感から躊躇しておりました。自分でもネットを活用したりして、情報収集してから転院。

前立腺がんには放射線治療が有効であり、多数の治療実績もあることから、18年の4月から2か月間の入院が決定。3D-CRTによる放射線照射治療を受けました。合併症を発症することなく、PSA値も0.1と安定しています。

がんになって改めて思うのですが、免疫力を高めるにはストレスの無い生き方が必要だと思いました。家庭の中でも努めて笑顔でいるようにしています。それに女房が応えてくれる。私がしかめっ面してガミガミ言わなくなったことが、彼女にとってもプラスになったかなって思っております。

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