各ステージに応じた最適ながんの放射線治療を徹底研究!

消化器系がんの放射線治療体験談

消化器系がんとは

消化器系がんにはいろいろ種類があるものの、特に日本人で死亡率が高いとされているのが大腸がんと胃がんです。いずれも栄養素を吸収し、健康な体を作るために欠かせない臓器となります。

まず、大腸がんは高齢層がかかりやすい病気とされており、40代以降から患者が増え、60歳以降が最も多く発症するのが特徴です。早期の症状はほとんどなく、ほとんどの方は健康診断で指摘されています。

胃がんの場合は特に50代と60代に多い病気で70代以上で発症することも珍しくありません。胃がんになると食欲低下や腹痛、吐き気、胸焼けなどを感じることもありますが、少し胃の調子が悪いときに感じる症状と同じであるため、これだけですぐに胃がんだと判断できる方は少ないでしょう。

消化器系がんの大きな特徴ともいえるのが、早期の段階で見つけることができれば完治できる可能性がとても高いということ。ここからも早期発見の重要性がわかります。消化器系がんは特徴的な初期症状がないため、定期的な健康診断が大切です。

下記では、消化器系がんの治療で放射線治療を試みた患者さんやご家族の体験談を紹介しています。

社会復帰を目標にして、治療に励んでいます

(食道がん/35歳・女性)

食道がんと告知されてから放射線治療を受け、現在自宅療養をしながら検査通院をしています。

私が何よりも心配したのは、自分の置かれている状況でした。がんと宣告されてから、病気への不安もさることながら、今のこと、これからのことで不安に押しつぶされそうになったのです。検査や治療、入院生活や自宅療養、社会復帰など、分からないことだらけでしたから。

そんな折り、がんの専門書以外にも、ネット上に同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。がんと言っても、病状や予後は人それぞれです。

今はとにかく社会復帰を目標にして、毎日を過ごしています。入院前「早く戻ってきてね」という職場の同僚からの言葉が闘病中の私にとって大変励みになっています。食道がんの告知後も通常通り働いていた私に、「凛としていた」という手紙をもらったことも、生きる力になっています。

患者本人の生きる意欲に、家族も力をもらいました

(胃がん/48歳・男性の家族)

患者本人が胃がんとわかってからも、積極的に世の中にかかわろうとしています。生きる意欲がとても強く、それが周りの人たちをもどれほど勇気づけてくれたことか。本人が色々なボランティアや海外旅行等に積極的に参加してくれたことが、本人以上に周囲の我々に安らぎを与えてくれました。

私たち家族自身も、もし自分がその立場になったら、こうありたいものだと考えました。

患者本人が告知を受けてからあえて周囲に対する余計な気使いでは無く、心から生きようとする態度、そして患者本人の明るさと生きる希望にとても勇気づけられたものです。

全く苦痛もなく、動いていけない時間もわずかでした

(直腸癌/39歳・女性)

私は運良く放射線治療を受けることができ、再発の不安もありますが完治する可能性もあるとの診断を受けました。今は病気を気にせずに、毎日家族と一緒に生きていられるだけで、とても幸せだと思えます。

最初、がんだと言われたときはショックでしたが、担当の先生が「完治する可能性はとても高いです。頑張りましょう!」と力強くいってくださった言葉にとても勇気づけられました。

医者や看護師を始め病院のスタッフとの信頼関係も、がん治療にはとても大切なことだと思います。病気を直すだけでなく、心のサポートもしてくれるのは、どれほど心強かったことか。

放射線治療後の状態がよく信じられない気持ち

(食道がん/77歳・男性)

1年ほど前から物を飲み込む際に引っかかりが気になるようになり、近所にある開業医に行きましたががんとは診断されませんでした。

その後も調子が良くないため市の医療センターに行って胃カメラ検査を受けたところステージ4の胃がんであることが判明。手遅れなので手術不可と言われ入院して放射線治療を35回受け今年の11月に退院しました。

入院している間の体調はのどの引っかかり以外は特に変わった様子がなく自覚症状はほとんどなく過ごしました。退院後の健康状態は良く、今は引っかかり感も消えて食欲が出てきたので体重も4キロ増えました。まだ経過観察の段階なので油断はできないのですが、自分でも信じられない気持ちです。症状が良いということもありますが前向きに闘病ができています。

来月は退院後の状態を確認するために胃カメラで診てもらう予定で、不安はゼロではないですが検査結果が出るのが楽しみになっています。

短期間で終わる治療法の採用で高齢でも経過順調

(胃がん転移/82歳・男性)

20年ほど前に胃がんにかかり部分切除をしたのですが、今回検査をしたらその胃がんが肺に転移していました。既に腫瘍の大きさが7センチ以上になっていて、どこの病院でも年齢的に考えて治療は困難と言われました。

保険治療だと5センチまでですが、自由診療であれば放射線治療が受けられると聞いて専門のクリニックを受診することにしました。

SBRTというピンポイント照射ができる放射線治療法だったのですが、2週間で全ての照射が完了したのには驚きました。高齢ということもあって短期間で終わる治療法を採用したそうですが本当に良かったです。その後、CTスキャンで腫瘍の大きさを定期的に確認しましたがだんだんと縮小して、3ヶ月後にはAFPの数値が正常化。副作用として心配された肺炎の症状も無く安定しています。

まだ半年しか経っていないので今後も経過観察が必要ですが通常の生活に戻ることができて喜んでいます。

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